活動をしていて感じること

ところ変われば芋も変わる 

日本語勉強中の子どもたちと絵本『やさいさん』を読む

こんにちは。今日は来日間もなく日本語を勉強中の子どもたちと,絵本を楽しんできました。今日の絵本は『やさいさん』(作: tupera tupera 、学研プラス)子どもたちはクイズが大好きです、根菜類の野菜の名前を、葉っぱだけを見て当てるクイズ形式の絵本に夢中になりました。

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今日の子どもたちは全員ブラジルから来た子どもたちです。

ところ変われば芋も変わる

にんじん、ごぼう、じゃがいも、さといもの葉っぱを見てなんの野菜か当てるのですが、なかなか正解が出ません。そのうち子どもの一人がサツマイモを見ると「バタタドーセ」(ポルトガル語でサツマイモという意味)と叫びました。ページをめくると、目や鼻がついた面白い顔のサツマイモがすっぽーんと登場。正解で大喜びです。

ところで、ブラジルではジャガイモは見慣れない作物のようです。北海道出身の私にとって、ジャガイモの葉っぱを見るなり、じゃがバターを即座に連想するくらいジャガイモはソウルフードなのです。その一方私は、サトイモの葉っぱを知りませんでした。子どものころから、家庭ではあまり食べたこともありません。そういえば、フィリピンの子どもたちとこの絵本を読んだとき、サトイモに大喜びをしていたのを思い出しました。生まれ育ったところで、慣れ親しんだお芋も違うのだなぁ、お互いに「そんなことも知らないの?」なんて責め合っちゃいけないなとハッとさせられました。今日も子どもたちから学ぶ私でした。(さびねこ)

擬人化になやむ

この絵本、外国から来たばかりの子どもたちにもわかりやすく大人気なんですがちょっと困るのは、「やさいさん、やさいさん だあれ」と擬人化して「誰?」と聞いているところです。日本語を勉強している子どもたちにとってはとりあえず「何?」という日本語で覚えることが優先順位が高いと私は思うのです。それで本を読むとき、日本語勉強中の子どもには「何?」と問いかけることにしています。作品の良さを忠実に表現するのなら「だあれ」ですが、どちらで問いかけるか。悩みます。(さびねこ)

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さびねこ
日本語教師。外国から来たの子どものためにどんな絵本が良いか、いつも考えている。絵本専門士でもある。週末は猫と遊び、テニスを楽しむ。