一緒に声を出したいと思い選んだ本
「ぽんちんぱん」柿木原政広 (福音館書店)
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最近の活動記録からーーーー
今日は初めて行くブラジル人学校。大変だ!就学前の子どもから14,5歳の子どももいる。初めて出会う子ども達、大きい子も小さい子もいる。ドキドキしながら、とりあえず、一緒に声を出したいと思いこの本を選ぶ。
ぽんちんぱんという言葉を一緒に口ずさみながら、ユーモラスな顔つきのパンの顔を眺めるだけのこの本。気合を入れて、「ぽんちんぱん、はい」と言って子どもたちにも同じように口ずさむように促す。私の気合に押されたのか、子どもたちも付き合ってくれる。よかった、大きい子どもたちも楽しそうだ。
ページが進みにつれ、子どもたちもだんだん波に乗ってくるのがわかる。この本は不思議だ。一体感があっという間に生まれる。理屈抜き、なんだかわからないけど、独特の音感についつい読み手も聞いているほうも引き込まれていく。魔法の絵本だ。子どもたちと少し仲良くなれたかな。 (さびねこ)
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