絵本の紹介

ねずみくんのチョッキを読んでみました

子どもたちのエネルギーに「止まってはいられないぞ」と刺激をもらう

こんにちは。来日まもなく日本語を勉強中の子どもたちと絵本を楽しんできました。世の中色々心配なニュースがあっても、子どもたちは疾風のごとく元気に走りまわっています。なんとなく思考が停止気味だった私ですが、子どもたちのエネルギーに「止まってはいられないぞ」と刺激をもらいました。

ねずみくんのチョッキ

お母さんが編んでくれたねずみくんの赤くて小さなチョッキを、友達の動物たちが「ちょっときせてよ」と借りていく場面が何度も繰り返し登場するこの絵本。

 

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サル、あしか、ライオンと段々大きい体格の動物がやってきて、チョッキがどんどん伸びていく様子がユーモラスに描かれています。ページをめくるごとに子どもたちが「だめだよ!」と繰り返し口にします。

べローンと伸びきってしまったチョッキをねずみくんが悲しそうにひきずって歩く場面では、子どもたちもちょっと悲しそう。でも、チョッキは最後にあるものに変わります。それを見た子どもたちは、意外な結末にホッとした様子。

この絵本ですが、同じパターンで絵と言葉が繰り返し登場するので、日本語がまだ堪能ではない子どもたちも十分に状況を理解して楽しむことができます。大型絵本もあるので、大人数の子どもたちの読み聞かせにも良いかと思います。(ゆずぽん)

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さびねこ
日本語教師。外国人の子ども達のためにどんな絵本が良いかいつも考えている絵本専門士でもある。週末は猫と遊び、テニスを楽しむ。北海道出身。