月に一回おはなし教室を開催
おむすびころりん愛知は地域で活躍している色んな人達に支えられています。2018年度は、およそ月に一回、交流館の多目的ホールでおはなし教室を開催しました。いつも利用させていただく交流館には、大きなホールがあり、そのおかげで体を動かす活動もたくさんしました。小さな子ども達のための時間なので、このような場所があることはとてもありがたいです。
心がけていること
多言語読み聞かせの活動、子ども1人1人の事情を理解しながら、1人1人への配慮が色々な意味で必要です。また、このおはなし教室のように少し身体を動かす時間がある場合などは、身体的な理由で運動に参加できない子供に、スタッフが個別に絵本を読むなど配慮をしました。少しでも子どもたちが知っている言葉が出て来る絵本を選んだり、手遊びをしたり、鏡などの小道具をつかったりと、子どもたちがリラックスして楽しめるように工夫を心掛けています。
迫力ある読み聞かせ
子どもたちに読み聞かせをしてくださるのは江口さん。子どもたちは江口さんの読み聞かせが大好きです。迫力ある読み聞かせに、子どもたちは大興奮です。
また地域の方がボランティアとして参加して子どもたちに運動を教えてくれることもありました。スタッフも絵本を読んだり、手遊びをしたり、色々な体験がこどもたちとできたらいいなと思っていますが、このように地域の方達がボランティアで少しの時間でも参加してくれることはこどもたちにとってとても楽しく、刺激も多く、スタッフとしてもとても嬉しいことです。インターネットなどで興味を持って、問い合わせをくださったり、見学に来て下さる方もいて、そういうきっかけでこどもたちの場所を訪れてくださるのも嬉しいです。
1年間の様子
交流館おはなし教室に参加した子どもたちは毎回10人前後。
幼児から中学生くらいまでの子と、年齢幅は大きかったです。大きなホールを使用させていただくことが多かったのですが、おむすびころりん愛知のスタッフ数名、ブラジル人学校の子どもたち、ブラジル人学校の先生方、地域のボランティアの方達が入って、一緒に絵本を読んだり、運動をしていると、まるでどこかの地域で運動会をしているように盛り上がり、毎回活気あふれる時間となりました。
ボランティアやスタッフのの子どもがネクターの子どもたちと一緒に遊ぶこともありました。ブラジル人学校の先生がリレーの指導をじょうずにしてくださったり、ボランティアスタッフが教えてくれた縄跳びをひとりで飛べるようになるように夢中になって練習をしていました。
ボランティアとして参加された方たち
- とよたシニアアカデミーの実習生 加藤夏子さん、赤川世枝さん、都築さん
- 交流館 伊藤さん
見学に来られた方からは次のような感想をいただきました。
子どもの心を大切にしている。活動の内容をよく知らずに来たが、読み聞かせ、遊び等活動の提供ができるのが素晴らしい。
文化の違いを感じた。
毎回、その都度臨機応変に柔軟に対応し、その日のふりかえりをし、その日一緒に時間を過ごせる子どもたちの気持ちを大切にしていきたいと思います。