活動をしていて感じること

ブラジルのポルトガル語とポルトガルのポルトガル語について すてきな三にんぐみの場合

ブラジルではポルトガル語が話されています

私たちは母語(継承語)でも絵本を楽しんでもらいたいと思い、多言語で絵本を持参することが多いです。ブラジル人学校にはポルトガル語の絵本を持参するのですが、そこの指導者の方や子どもたちから「これはブラジルの本じゃない。ちょっと違う」と言われることも しばしばです。どうやらブラジルで話されるポルトガル語は、ヨーロッパのポルトガルの言葉とは違っているようです。意味は分かるが、しっくりこないという感があるようです。

ブラジルで作られた絵本が欲しい

たとえばこの本、ヨーロッパで印刷されたものです。取次の書店から今取り寄せられるのは、こちらしかなかったのです。もっとブラジルの本が入ってきてほしいなと思う今日この頃です。

日本語版「すてきな三にんぐみ」トミー・アンゲラー(著) 今江祥智(訳) 偕成社

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登場人物の名前も違います

ちょっとトリビアな話題ですが、この絵本に登場してくる女の子の名前はウルスラちゃんです。日本語版ではティファニーちゃんでしたね。国によって名前も変わるのも興味深いです。

ABOUT ME
さびねこ
日本語教師。外国から来た子どものためにどんな絵本が良いか、いつも考えている。絵本専門士でもある。週末は猫と遊び、テニスを楽しむ。